2013年12月17日火曜日

男一人旅:生田緑地編 後編


どうも、フリオです。
前編から随分時間が経ってしまっていました・・・。

神奈川県にある生田緑地に行ったときの話:後編です。

前編の最後で、太陽の等フィギュアを引き当て
ヒャッホゥな状態の私。

まさか、ゲットできるとは思っていませんでした

この時点でチケットを持っている15時のプラネタリウム投影まで
あと1時間という状態。

とりあえず、かわさき宙と緑の科学館(そらとみどりのかがくかん)
移動しましょう。

と言っても、川崎市岡本太郎美術館からなので、
すぐ着くんですが・・・。


プラネタリウムのチケットを買った時に、屋上でなんかやってるって
見ていまして、リニューアルした館内を見ていれば15時までの時間を
過ごせるでしょう、というわけなんです。


「屋上でなんかやってる」というのは、科学館の3階にある
アストロテラスでの天体観測の事です。

この日は2台の望遠鏡で太陽と水星?を見れるようになってました。
「水星?」となっているのは、はっきり覚えていないからなんです・・・。

どちらも望遠鏡にも家族連れなどで列ができていました。
まずは、水星?の方に並んでしました。

これが水星?の方の望遠鏡

次に見る太陽の方は、どう見えるか想像がつくんですよ。
なんたって太陽ですからね・・・。

・・・というか、太陽を捉えている望遠鏡の近くにはディスプレイが
設置してあって、望遠鏡からの映像が映し出されているんですよ。

なので、どんな映像が見れるのか

「お前は、もう知っている」

という状態なわけです。


さて、ここでちょっと話が逸れますが・・・。


ここ数年、良く行く甲府。
割とちょくちょく行ってます。
なんか、いいんですよ。

まぁ、それはいいとして・・・。

JR甲府駅の近くにある愛宕山に山梨県立科学館があります。
ここにもプラネタリウムがあるという情報をキャッチして
何回か見に行きました。

そこでやってた投影番組の中でのセリフでこんなのがありました。


星は、昼間にも輝いている。
しかし、星の輝きは弱く、
太陽の光があまりにも強力なため
星を日中に見ることはできない。


大体、こんな感じです。

さすがに、この投影番組を見るまで、
その事を知らなかった訳ではないんですがね。


・・・で、そんな事をあれこれ思ったりしながら
列に並んでました。

私が行った日は、前日までの涼しい日がちょっと嘘のように
雲ひとつないピーカン、しかも日差しバリバリの陽気。
科学館の近くに小さい噴水があるんですが、
小さい子供がバシャバシャ水遊びをするような、そんな午後。


ようやく自分の番が来て、望遠鏡を覗き込んで
前記したような昼間の星を見たわけなんですが・・・。

「なんか白い丸しか見えなかった」

というのが感想です・・・。

さて、太陽を見てみようかなぁ。

太陽を捉える望遠鏡と脚立

太陽の見える望遠鏡は、黒点とプロミネンスの2つが見られるように
なっています。
更に、先程書いたようにディスプレイが望遠鏡の近くに置いてあって
そこに望遠鏡の映像が映し出されています。

望遠鏡の映像がディスプレイに映し出されているからと言って
その画像で済ませることはできません。しっかり覗いてきました。

上の画像にも写っている脚立。
望遠鏡の覗き口?が微妙な位置にあるため、脚立に上って
覗くようになっています。

私の前の子供が危なっかしく脚立に上って、2つの太陽を見ています。
そして、危なっかしく脚立から降りてきます。

俺のターン、じゃなくて私の番になったので、脚立に上って
太陽を見てみました。


またチープな文章になってしまうので、感想は割愛・・・。


また話が逸れますが・・・。

去年日本で金環食が見れた少し前に、山梨県立科学館に行きまして
プラネタリウム投影を見ました。

内容が太陽の事だったこともあってか、投影が終わってから
屋上の天体観測室で太陽の観測をやる、というので見に行きました。

ここでも家族連れがいましたね。
っていうか、おじさん一人なのは私だけっていう。

・・・で、その時にお父さんが科学館の人に聞いてました。

「このごろ太陽の活動が弱ってるみたいで、
『このままだと氷河期が来る』なんてテレビで言ってますけど、
大丈夫なんでしょうかね?」

こんな感じの内容。

科学館の人は、黒点も増えてきてるので大丈夫ですよ、なんて
答えていたような・・・。

でも、少し前にも太陽の活動が上がらない、ってニュースでやってたような。

本当に大丈夫なのかなぁ。

そんな事を思ったり思わなかったりしながら、アストロテラスを後にしました。

帰り際にもう一枚

アストロテラスから階段で2階、1階と降りてきました。

2階には宇宙関係の展示がありましたが、
あまりそそられなかったので、流してしまいました。

リニューアル前にはプラネタリウムドームの周りにあった廊下に
天体の写真が展示されていたような・・・。


そして1階に降りてきました。

以前は先程の天体の写真とは別の場所に、川崎の自然の展示場所があったんですが、
これが暗いの狭いのっていう感じで、イマイチだったんです。

今回の展示場所は広いし明るいしで、なかなかな感じですよ。
グルリと全体を一回りしてしまいました。


さて、まだ15時の投影までもうちょっと時間があります。

かわさき宙と緑の科学館にはカフェテリアがあるとの事なので
そちらで休憩でもしましょうか。


Cafe星めぐりはプラネタリウムドームの外側の一部分です。
飲み物からちょっとした食事まで揃ってます

私は「星めぐり」流星ソーダを頼みました。

この色、そしてソーダ。どこかで見たような・・・

お店の名前が入ってるので、注文してみました。

席に座って、さて写真でも撮ろうか、とソーダを見てみると
どこかで見た色・・・。

あっ、あれか。
今年の夏のレイズナーナイトの時に飲んだやつだ。
確か星彩ソーダとか言ったなぁ。

黄色い星が2つ入ってます

そんな事を思い出しつつ、流星ソーダを一口飲んでびっくり!

すごい甘い。

甘いものは嫌いではないのですが、色からしてさわやかな感じを
イメージしてたもので不意打ちを食らった感じです。

ここのカフェテリアは室内のほかに野外にも座席があります。

ソーダを飲むおじさんの周りには、多くの人々がそれぞれ午後のひと時を
満喫しているように見えました。


さて、そろそろ投影時間が迫ってまいりました。
ドーム入口に移動しましょう。

「見せてもらおうか、新型メガスターの性能とやらを」

カフェテリアからドーム入口はすぐ近くなので
盛り上げてる間もなく着いてしまいます。

ドームに直行しようと思ったのですが、
投影時間45分、投影が始まると外へは出られない(緊急時は除く)ため
トイレに寄りました。


いよいよ、投影20分前。
というのに、すでに多くの人が着席しています。

予想通りすごい人気です。

私も空いている席を見つけて、さて写真でも撮ろうか、と思ったら
周りの人も結構カメラをメガスターに向けてました。

みんなメガスターIIIだって分かって来てるみたいだなぁ。

双眼鏡で覗く人もいる

ここのプラネタリウムではリニューアル前からドーム入り口で
双眼鏡を貸してくれます。
投影中の星を見るためのものなんです。

例えば天の川。
投影中には、天の川がきれいにドームに映し出されます。

肉眼で見る天の川はモヤモヤした部分があったりして、
そこがきれいボイントなんですが、これを双眼鏡で見ると
モヤモヤの正体が星の点々がたくさん集まったものだという事が分かります。

本物は見たことないんですが、実際もこうなんでしょうね。

メガスターシリーズの凄さを実感するための双眼鏡です。

近頃の投影機はどれもそんなものかも知れませんが
ここでこうやって見るたびに、凄いと感じます。


前編でプラネタリウムドームを外から見た時に、
リニューアル前より低くなってるような気がしましたが、
ドームに入ってみて分かったような気がしました。

更に自宅に戻ってきて、以前撮影した画像を見て
もっと分かったような気がしました。

リニューアル前の2つの投影機

奥に見える大きいのが、五藤光学研究所GM-II型投影機

私としては、プラネタリウム投影機といえばコレって認識です。
これでの投影も何度か見ています。

手前のジャッキアップされてるものが、メガスターIIの1号機
フェニックスです。

私の記憶が確かならば、このフェニックスはメガスターシリーズの製作会社
大平技研大平貴之さんが個人で作った最後の投影機との事。
(間違ってたらごめんなさい)


さて、ここでの注目点はメガスターIIがかなりの高さまで
ジャッキアップされている、という事です。

このドームはGM-II用に作られていて、メガスターIIからしてみたら
ドームが高い位置にあったんではないのでしょうか。

リニューアルの際にドームもメガスターIIIに合わせて
従来より低く作成された、という事なのだろうと推測しています。


投影スタイルは解説員による生解説、
太陽が沈んでいくところから始まり、夜空の星たちを眺めつつ、
最後は再び太陽が昇ってきて終わります。

私はこの川崎と山梨県立科学館のプラネタリウムしか行った事はないんですが、
この川崎の生解説はいいですね。

ちなみに山梨県立科学館では、今まで見た限りですが、
あらかじめ作られた番組の前に解説員の解説が少し入りました。

生だからいいわけではないんだと思うんですよ。

幾度となく行って見ている川崎市青少年科学館のプラネタリウム、
長い間、解説を続けている河原郁夫さんのやさしい語り口の解説を聞きつつ
星を見る・・・。

それが私にとっての「プラネタリウムというもの」となっているからではないかと
思っています。

誰が解説しているのか調べたことはありませんが、
おそらく間違いはないのではないかと思っています。

しかし、確認を取っているわけではないので、
これも間違っているかもしれません。

現在河原さんは常時解説はしていないようで、その点がちょっぴり残念でした。
今回の投影の解説は私の記憶にある声とは違う人でした。

私的には、

「あれっ、いつもの声の人じゃないんだ。」

という感じでした。

こう書くと、今の解説員の解説が良くないように誤解されるかもしれませんが
決してそんなことはありませんよ。

投影機に関しては、特定の星を拡大表示したり、
その星だけ時間を進めたりしてたのが、今まで見たことのないものでした。

爆発が予想されているベテルギウスを、実際に爆発させれました・・・。


そんにこんなで、45分の宇宙旅行から帰ってきました。
感想としては

こいつは凄いぜっ!

って感じですかね。

投影が終わっても、そのまま帰るのが惜しいので
メガスターIIIを撮りまくりました。
下の画像はその一部です。

ロゴがかっこいい

投影機もイカすなぁ

別角度からも撮ってます

投影機が座席の近くにあるので、装置をつぶさに観察できます。
この辺りも投影機に対して親近感が持てるところです。


ドームの出口で双眼鏡を返します。

出口付近に売店があるんですが、そこで家庭用プラネタリウム投影機
ホームスターを発見。

大平さんのサイン入りだぁ

さて、ここで三度目の脱線ですが・・・。

今まで山梨県立科学館の話をしてきていますが、
実はここのプラネタリウムにもメガスターが置いてあります
正式名称はMEGASTAR-IIA Kaisei。


個人的な話になりますが、このメガスターが置いてある、というのは
甲府に行き始めてから知ったことなんです。

他のメガスターはどんなものなのか興味はあったものの
まさか自分が頻繁に行くようになっている甲府にあるとは思いませんでした。

なんという偶然、という感じ。

他にも、甲府にはこのメガスターと似たような偶然があるんですが、
それは別の機会にしましょう。


話を戻しましょう。

更に、科学館の建物の入口にはリニューアルの際に引退した
GM-II型投影機が動態保存されています。

自分で動かせるのが、科学館という感じで良いですね

GM-II型投影機はもっと近くで撮りたかったんですが、
ちょうど家族連れが張り付いていて、その子供がガシガシ投影機を
動かしてたので、諦めました。

この撮影時はこんな状態でしたが、最終的には真横向いてました。
引退した後も、なかなかゆっくり休めないようです。


こうして川崎での一日が終わりました。


家に戻ってきて、冒頭の太陽の塔を組み立ててみました。

シリアルナンバー付き認定書が入ってます

パーツはこんな感じ

袋から出して、組み立て開始

台座をくっつけて

梱包の関係で外れてる腕をくっつけて

てっぺん部分の厚紙を取って

こんな細いパーツが付いてます

で、それをくっつけて、完成

サイドビューはこんな感じ

背中の太陽もかっこいい

お腹の顔もイカす

てっぺんの目が青いのは・・・

後ろの色が見えているからです

以前回したときのものと一緒に

太陽の塔以外にも、買ってきているものがありまして、
それが以下の画像のピンズです。

岡本太郎美術館で買ったもの

科学館で買ったカワセミのピンズ

前編・後編でしかも長文となってしまいました。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

フリオ・E・グラシアス


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