2018年12月17日月曜日

The カムロちゃん あの妖かしを追え その2 【YASHICA Y35 試用編】


どうも、フリオです。

YASHICA Y35の本使用の前の試し撮りレポ
・・・のつもりだったんですが、千葉県佐倉市のカムロちゃんとの化学反応で
なんの話か全く分からなくなってしまいました。
(ひとえに私の至らなさでございます)


前回のあらすじ

YASHICA Y35の試用ということで、偶然にも千葉県佐倉市で開催中の
「カムロちゃんコラボCafe」に出掛けたフリオ。
その一軒目であるC's Cafeでどら焼きを食べたフリオは、
次の店舗に向かうのであった・・・。
 
地図の[1]から、[2][3]まで移動したいのですが・・・

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次は「佐倉草ぶえの丘」方面に行くんですが、
ここは京成電鉄の佐倉駅からちょっと離れてます。

「佐倉草ぶえの里」には対象店舗が2店舗あります。
ローズテラスと農園食堂りいど。
ここでの対象商品はローズテラスでは下総韃靼雑穀パスタ、
農園食堂りいどではカムロちゃん丼。
どちらもしっかり食事という感じです。

どちらの店舗でも貰えるコースターは同一なため、
どちらか一方でいいと言うのがありがたいです。


まずは「佐倉草ぶえの丘」に移動する必要があるのですが、
佐倉駅から乗れる市営バスの時間にギリギリ間に合わなかった・・・。

まぁ、想定してなかったわけでもないので、
マップにナビしてもらって草ぶえの丘まで歩きます。

所要時間は40~50分ぐらい。
まぁ、これ位なら、この後の予定など考えても色々と大丈夫でしょ。
昼食前の腹へらし的な感じで元気よく行きましょう。


そんなわけで、京成佐倉駅から徒歩で移動開始です。

少し歩くと、自然が多くなってきます。
民家も微妙にまばらになっていてます・・・。

これならいける・・・。
ここでならYASHICA Y35を出せる・・・。
(ちょっと恥ずかしかったんですよ)

と思っていたら、こんなものが・・・

ガ、ガネーシャ?

普通にスマホで撮影してしまった・・・。

そ、そしてついに・・・

野外で起動っ(シールは貼ったまま・・・)

ここからYASHICA Y35(以下Y35)の画像が混ざります。
画像を張る前に、いくつか事前説明を。

・Y35のオリジナル画像はおよそ4400×3300という大きさ。
 ブログに貼るにあたり約10分の1(400×300)に縮小。
・撮影者がトーシローなので、たまにしょっぱい画像がある。

要するにY35のポテンシャルが引き出せていません。
(そんなもの、あるのか?とか言わない!)
一応そこのところを含み置きください。

あと、Y35の画像の下に、「Y35」を入れることにします。

こんな風に・・・。

Y35 この日はあいにくの曇り空でした

少し貼ってみましょう。

Y35 いい感じの建物が・・・

Y35 近づいてみると・・・

Y35 ビンの売ってる自販機か。ナツいな。

Y35 綺麗な車だなぁ

Y35 なぜここに?

巻いて、カメラのファインダー覗いて、シャッターを押す。

フイルムカメラっぽいけど、実際はデジカメ。
枚数を気にしないでバシバシ撮れます。

何回か撮影を繰り返していると、なんかコツと言うか
運用方法が掴めてきました。

あらかじめ巻いといて、撮影に備える、という感じ。

個人的にシャッターのストロークが長い気がするので
半押しっぽい感じまで押しといてから、
後はタイミングを見計らって、押し切る・・・。

そう、感じるままに・・・。
(いいえ、いつもの「大体分かった」ですね、わかります・・・)


あと、シャッターが押し切った時にシャッター音が
鳴るんですよ。
でも、その音がちょっとしょっぱいんですよね・・・。
安っぽい、実に安っぽい・・・。

でも、こんな音でも役に立ちます。

稀に、シャッターが押し切った時に
シャッター音が鳴らない時があるんですよ。

「あっ、撮れてないや・・・」

Y35唯一の撮影の合否の合図として
このシャッター音は非常に大事ですね。

データ書き込み時に、電源ランブの色が
赤->紫に変わるんですが、ファインダーを覗いてる時は
ランプは見れないんで・・・。


そんなこんなで歩いていると神社を発見。
ちょっとお参りしていきましょう。

最近なんかお祭りでもあったのかな

手すりが壊れているようです

身を清めるのは省略させていただきます・・・

大きくはないけど、いい感じ

スマホで撮って、Y35で撮って、となかなか大変です。
しかも今回はY35でモノクロも撮ってみようと、
モノクロのフイルムも持ってきてるので、交換もして撮ってます。

Y35 モノクロは、なんかいいなぁ

Y35 被写体がダイレクトに訴えてくる感じで

Y35 ぶれてても、それもいい(と思う)

Y35 横から撮るとこんな感じ

これからの無事もちゃんとお参りして、神社を後にします。

この日はあいにくの曇り空。
ただ、ここら辺を歩いている時に、ちょっぴり晴れ間が出たりして

雲はあるけど、それはそれで味がある

Y35もあえて明るさの設定をいじっていません。
性能テスト、という事で。

Y35 影絵みたいな感じになってます

道の脇には落花生の畑があって、さすが千葉県というところでしょうか。

土から掘り出して、乾燥させてるんでしょうか

相変わらず、パシャパシャやりつつ、歩いていると

Y35 草ぶえの丘の看板が(見えづらい)

Y35 森の中の道を進んでいくと

カムロちゃんが・・・

ついに到着!(見づらいけど入り口付近)

ようやく第二の目的地、佐倉草ぶえの丘に到着。

近くにある看板を見ると、バラ園あり、キャンプ場あり、
ミニ鉄道あり、おまけにヤギとかまでいる、という
大きな施設らしいです。

そんなわけでか、中に入るには入場料が必要。

中からは子どもたちの元気な声が聞こえてきます。
まぁ、とりあえず入ってみましょうか。


入場料を払って、中に入ろうとしている間にも
家族連れが続々と入り口に集まってきます。
なかなかの盛況ぶりですね。

おじさんひとりの私は、とりあえず目的地を目指します。
お目当ては、農園食堂りいどのカムロちゃん丼。

入り口からテクテク歩くと

カムロちゃんの顔出し看板

りいどの思われる建物の前に、ナツい感じの顔出し看板が・・・。

それはそれとして、とりあえず食事が先だ・・・。

食堂と思われる建物の中に入るため、靴を脱ぎます。
店内の写真はありませんが、社員食堂な感じ。

券売機があるんですが、カムロちゃん丼の名前がなくて
しばし悩みました。

食堂の中に入って、注文した人と配膳室のおばちゃんとの
やり取りを眺めてみたり、券売機の方に戻ったりして・・・。

挙動不審のおじさん・・・。

とりあえず「草ぶえ丼」の券を買って、注文時に指定したらいいみたいなので
券買って、正式に食堂に入場・・・。


カウンターの奥の配膳室ではおばちゃんたちが
食事の用意をしている。

食事を待つ人、長く大きな机に座り食事をする人たち、
食事は外でも出来るようで、 食事を持っていく人、
外から入っている人・・・。
食堂の前の広場では子どもたちが元気よく遊んでいる。

そんななか、カムロちゃん丼を待つおじさん・・・。

・・・。

駄目だ、そんな風に考えちゃ・・・。

多少居心地が悪い感じでも、目的達成のためなのだ・・・。

そんな事も考えなかったわけでもない私の前に
待望のカムロちゃん丼が・・・。

ちゃんとセッティングして撮影

限定コースターとスタンプカード

カムロちゃんの旗がお子様ランチっぽい

大した量じゃないと思ってたんですが、具沢山で
しかもちょっとオイリーなので、意外と胃にキマしたね。

パンフレットに書かれている、通常の草ぶえ丼に追加されている
具の一つのオクラが見当たらない・・・。

写真にはありませんが、確かかぼちゃの天ぷらの上に
控えめにオクラの輪切りが乗っていたような・・・。

ちなみにカムロちゃんの旗も、しっかりお持ち帰りいたしました。
(だって、レアじゃん・・・)

ちょっと遅い昼食を食べて、さて次の場所へ移動しようか、と思ったんですが、
さすがに帰りも歩くのは嫌だなと思い、入り口まで戻って次のバスの時間を
聞いてみたら、まだ1時間ぐらいあるとの事。

どうしたものかと思案したが、せっかく来たんだから園内を見て回って
カメラをバシバシ使いまくる事にしました。


長くなってしまったので、ここで一区切り。
次で最後になる、はず。


フリオ・E・グラシアス

2018年12月5日水曜日

The カムロちゃん あの妖かしを追え【YASHICA Y35 試用編】


どうも、フリオです。

まぁ、色々ありましたが、ようやく手元にやってきた
YASHICA Y35。

カメラですから、使ってなんぼなわけですが、
試し撮りというか性能テストというか使用感を知りたい、という感じで
外に持ち出してみたかったわけです。

カメラが手元に来た時に、ちょうど旅行する予定があったもので、
それに持っていくためのテストもしてみたかった・・・。

・・・とは言うものの、近所で撮っても今ひとつだし・・・
などと、少し考えていましたが、
「いいとこあるじゃん」
と、とある場所を思いつきました。

そんな訳で、早速カメラのアクセサリ(ストラップとポーチ)を買いに行って、
準備万端整いました。

 いい感じのストラップが見つかって良かった
 
カメラがギリギリ入ります

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さて、みなさん、突然ですが、「カムロちゃん」をご存知でしょうか。

千葉県の佐倉市の「『ゆるキャラ以上、萌えキャラ未満』!?」な
永遠の400歳という妖かし(あやかし)。

これがカムロちゃん(400歳)

平成29年度まで「佐倉・城下町400年記念」事業のキャラとしてに登場。
初めは広報誌などに描かれていましたが、最近では「大妖術・三次元」を使い
実体化、様々なイベントに出没しています。

その昔、佐倉城内に描かれていた絵から抜け出す
おかっぱ頭の子どもがいた、という記述が
「古今佐倉真佐子」(ここんさくらまさご)という
江戸時代の書物にあるとの事。

想像図

「古今佐倉真佐子」ではおかっぱ頭の子どもの事を「かむろ」と
言っていて、カムロちゃんの元ネタ?です。
絵から出てくるのも必然だったのでしょう。


ひょんな事からカムロちゃんを知りまして。
しかも、知ったのは数年前、という・・・。

毎月1日発行の広報誌「こうほう佐倉」に載ってる
4コマ漫画を楽しみに見ていました。

元々「佐倉・城下町400年記念」事業が平成29年度までで、
それが終わればカムロちゃんもお役御免となるはず。

当時、事業終了後のカムロちゃんの処遇は発表されてませんでした。

そんななか、佐倉市で、佐倉・城下町400年記念事業クロージングイベントの
「カムロちゃん展」が行われる事に・・・。

「こりゃ、行くしかない」ってなわけで、行きましたよ、佐倉市に。

で、貰ってきたのがコチラ。

B4フォルダーとコースター 
 
カムロちゃんコースター(紙製) 

その後、平成30年度から「佐倉おもてなしキャラクター」に就任という事で、
ワンフー(死語)としては嬉しい限りです。

前述の広報誌「こうほう佐倉」でも平成30年度から
「なぞめけば、カムロちゃん」となりました。
4コマ漫画ではなくなってしまいましたが、
なにはともあれ、というところでしょうか。

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・・・さて、なんの話をしていたんでしたっけ。

カメラの試し撮りの話でしたね。

ちょうどカメラが届く少し前に、佐倉市でとあるイベントが
開催されているのを知りました。

カムロちゃんコラボCafe
佐倉市とカムロちゃんにちなんだ食べ物や飲み物が
市内のお店で期間限定で提供、注文すると店舗固有の
コースターをもらえる、というもの。
 
チラシと・・・

「カメラのテストのためなんだからね、限定コースターが
欲しいわけじゃないんだからねっ。」

と、おじさん が言ったかどうかはさておき、
お店めぐりをしつつ、カメラで写真を取りまくろう、という事で
佐倉市に出かけることにしました。

今回コラボしているお店は5店舗、そのうち2店舗の
コースターは同じものとの事で、廻るのは4店舗と設定。

コラボ店舗の地図

店舗の場所を調べたりして、まずは京成線志津駅の近くにある
C's Cafeから行くことにしました。
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そして出発。
思い立ったが岸朝子 おいしゅうございます。

C's Cafeは佐倉市の施設「志津市民プラザ」内にあります。

入り口近くの一角のスペースを使って営業してました。

C's Cafeのある志津市民プラザ

先客が一人いるだけという状態の店内で注文、
席についてしばし待ちます。

食べ物かと思ったら、お手ふきだった・・・

ここでの限定メニューは、どらやき。

桜印のどらやきとほうじ茶のセット

どらやきに桜の焼印があります

来ましたよ、どらやきが。

今回のイベントのチラシには
「カムロちゃんとおやつ気分をお楽しみください」
と書いてあるんですが、お昼の前にいただきます・・・。

スマホで写真を撮って、さて、どらやきを食べようかと
手に取ると、ほのかにあったかい・・・。

焼印だけでどらやき全体が温かくなるとは思えない。
注文してから出てくるまでちょっと時間が掛かってたんですが
まさか、手作り?

佐倉での活動は始まったばかりなんですが、
かと言って、ひょいぱくごっくん、というのもなんなので
味わいつつ完食・・・。

・・・っていうか、コースターっていつもらえるのと
食べながら思ってました。

今回のイベント、店舗限定のコースターを4つ全て集めると
「カムロちゃんから素敵なプレゼントが」
とあるため、コースターはなんとしても貰いたいわけです。

レジに行くと、ようやく出てきましたよ、コースターが。

C's Cafe限定コースターとスタンプシート

「イベントで店舗を廻るなら、持ってた方がいいですよ・・・」
と店員さんに言われコースターと一緒に貰ったスタンプシート。

コースターだけ4枚持ってたらいいんじないか、と
思っていたんですが、コースターと別にスタンプでチェックするんだ、
とこの時はじめて知った私・・・。

「知らなかった、そんなの・・・」

そんなこんなで、1店舗目クリア。
ここからは再び京成線に乗り、
佐倉駅周辺の残りの店を廻ります。

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・・・。

さて、ここまで来てなんですが、なんか尺が長くなってしまいました・・・。
(カムロちゃんの話が長くなってしまった・・・)

しかも、YASHICA Y35の画像が全く出てきていない、という・・・。
(実は初めのうちは恥ずかしくって、ポーチから出せなかったんだよね)

そんなわけで、続きます・・・。
(ただの試用レポじゃなくなってる・・・)

フリオ・E・グラシアス


2018年11月8日木曜日

YASHICA Y35というカメラ【開封の儀】

どうも、フリオです。

お久しぶりです・・・。

お元気でしたか?

私は、まぁ・・・、いわゆるブログを「怠けて」いた以外は
世間の荒波にもまれたり、それなりにあっちこっち出掛けたり、
まぁ、ぼちぼちです・・・。

・・・で、タイトルで出落ちですが、新しいカメラを手に入れましたので
その話です。


初めてこのカメラの事を知ったのは、もう1年前ぐらいなんじゃないですかね。
Kickstarterで「昔っぽい」カメラが出てる、っていうネット記事を見ましてね。

「昔っぽい」というのは
・フィルムカメラっぽく外観。液晶とかないので、即座に画像のチェックが出来ない
・フィルムっぽいものが装填可能。入れ替える事で様々な画像が撮れる
・フィルムカメラっぽく巻き上げレバーを巻かないと、シャッターが押せない
という、昔のテイストを持ったデジカメというものです。

 Kickstarterって今まで出資?ってやった事なかったんですが、
どうにも気になって仕方ないんで、結局申し込んで?しまいました。

たしか、締め切りが2017年10月とかで、物が出来たら
2018年の4月に送る、とかいう感じだったと思います。

正直、物が届かないんじゃないかと、思った時もありましたが、
じたばたしても始まらないので、ただただ待つ事にしました。


なんやらかんやらで、 そのカメラがやってきたわけですが、
嬉しくて、開封の儀をやってみようと思いまして・・・。


私の手元にカメラが届く少し前から、世界中でもっとちゃんとしたレビューが
ネット上にアップされています。

そんなわけで、私のやるのは、
大体わかった的なざっくりレビュー風味という感じでしょうか・・・。


まず、外箱から

箱の表その1

箱の表その2

箱の裏

へこんでる・・・

シールで封印

体育の日、ではないな


黒っぽい箱に白い部分が割とあるんですが、初め見たときに
「箱が破けてるのか」
と思いました。

よく見てみると、なんかん景色っぽいんですけど、
アートってやつなんでしょうか。

満を持して、開封っ。
 

箱、オープン!
 
ご対面!

フィルムは4つ

私が注文?した時はフイルムっぽいのは4種類しかなかったと思いますが、
後から増えたようで、そのため2つ分が空となっているようです。

このフイルムっぽいやつ、正確には「digiFilm」っていうらしいです。
色の付いた部分はシールなんですよね・・・。

それぞれの「digiFilm」には数字や文字が記載されています。
レイアウト的にはこんな感じ。

  橙色      黄色
  「200」     「6×6」

  灰色      紫色
  「B&W」    「1600」

装填時の画像保存状態?を示しています。
・「B&W」は白黒
・「6×6」はインスタントカメラっぽい正方形
・「200」と「1600」はシャッタースピードの違い?

大した説明になっていませんね・・・。

箱から出してみましょう

並べてみた

手に取ってみた
 
大きさはこの位(ざっくり)

手に取ると、軽めな感じです。
出資受付中?から、ボディはプラスチック製という記事を見ていたので
分かってはいたという感じですが、まぁ、こんなもんか感はありますね。

裏も見てみましょう。

裏その1

裏その2

丸いファインダーの右にある小さい丸は、電源ランプです。
格好はこんなですが、デジカメですからね、これ。
デジカメな部分はどう表現されるのか、と思っていたんですよね。

次は上部。

それっぽいパーツが並んでます

本体右から、巻き上げレバー、電源スイッチとシャッターボタン、明るさ調整つまみ?、
銀色の四角いやつがフラッシュ取り付け金具っぽいやつ、
最後に左にある円形なのがクランクっぽいモールドです。

金具とクランクは、ただの飾りです。
偉くなくても分かります、このフェイクでチープな感じ・・・。

「ごまかす気もないのか?」

と機動戦士のパイロットなら言いそうです。


最後に底面です。

三脚取り付けネジ穴と蓋
 
蓋の中にはSDカードスロットとマイクロUSBコネクタ

このネジ穴が使えるようには見えないんですよね・・・。

本来のフィルムカメラに似ているこのカメラですが、
フィムル部分には映像は記録しない仕組みです。

どこに記録するのか、という底面にセットされたSDカードに保存します。

SDカードをカメラから外さないと記録した画像が見れないのかと
思っていたんですが、マイクロUSBケーブルで接続することでも
SDカードの内容が確認できるのが、ちょっと嬉しいですね。

カメラ外観はこんな感じです。

 
箱の中身一式

カメラの中も気になりますので、見てみましょう。
カメラの蓋を開けるとこんな感じ。

それなりにフィルムカメラっぽい

単三電池2個で稼動します。
私は黒いエネループプロをセットするつもりです。

更に「digiFilm」をセットすると、こんな感じに。
 
セットしてみた
 
マニュアルではこうなってる

上記していますが、この「digiFilm」には画像は保存されないため、
言うなれば「画像切り替えスイッチ」みたいなものです。


さて、ここからは「俺ちゃん的」に気になるポイントを挙げていきます。

クランク部分などもそうですが、結構チープです。
 
せめて墨入れしてほしいクランク、
それっぽいだけのフラッシュ取り付け金具部分
 
底面の蓋の裏がプラの地の色のまま

レンズも外れません。

レンズの横に、小さくバリがあったり(これでは良く見えないが)


あと、所々にシールを張ったような部分があったり
・・・と思ったが、画像中央部分の四角い部分は保護シールが浮いてるだけみたい・・・。
 
でも結局は色塗ってないんでしょ、という感じ。

一番気になるポイントはここ。

本体の蓋の止め具部分(金具ではない)

このカメラの特性上、必然的に蓋の開閉が必須な訳です。
で、その重要な部分に一切金具が使用されていない。

初めはこの蓋がなかなか開かなくて、壊れるかと思いました。

反対側の蝶番部分も危なっかしいし・・・。

まぁ、この点も含めて運用には十分気をつけたいと思います。


・・・で、
ここで終わるかと思ったダメ出しでしたが、まだありましたよ。

レンズのキャップを取ったんですよ。
そういえば、写真撮ってなかったな、って思って。

キャップを取ったら・・・
 
YASHICA JAPAN って 、どういう事やねん?

画像でははっきりと見えませんが、レンズ外の黒い部分に
「YASHICA JAPAN」って印字されてるんですよ・・・。


ヤシカは確かに日本のメーカーだった。
その辺の話は詳しくないが、今は日本には存在しないらしい。

今回のカメラが届いたら、今は亡きヤシカ本社辺りに行って
こいつで写真を撮りたい、と思ってましたよ。

しかも、個人的に馴染みのある諏訪湖周辺、諏訪大社下社春宮辺りだって
いうじゃないですか。
(その前に私は、途中になっている諏訪大社シリーズを終わらないと・・・。)

今回のカメラ、プロモムービーとかテストショットとか
被写体等がどう見ても日本なんだけど、現メーカーは
日本じゃないし。

現メーカーは日本じゃないし。

それなのに、なんだよ「JAPAN」って。


この話だけなら、こんなに書きはしませんよ。
今は亡きブランド名を使ってモノを売る、っていうのはある話ですから。

だけどさ、初めに手元に届くのが2018年4月って言ってたはずなのに
のびに延びて、私の手元には10月に届いてるし。
世界的には届いてもいない人が大勢いるみたいだし。

手元にあるやつは一通り動作してるからいいけど、
中には動かないものが届いてたり、届いたカメラの画像が
テストショットと明らかに違う(らしい)とか、
カメラだけじゃなくて、出資者の神経を逆なでしている(と思われるような)事を
やったりとか・・・。

まぁ、ヤシカプランドや届いてるカメラには悪気はないが、
今回の一連の騒動を当事者して見ている私としても
この辺の事は、なかなかやりきれない感じです。


ちょっと深呼吸・・・。

さて、色々ありましたが、ようやくそんなカメラが手元に来たので
性能テスト(耐久テストともいうか?)をしようと思って
さっそく持ち歩いてみました。

次回はその辺の話が出来ればいいな、と思っていますが
果たして・・・

「やれるのか、オイ!」


フリオ・E・グラシアス